婚活が成功しない男性の多くがやりがちな、ダメな会話の仕方の事例。

会話

婚活が成功しない男性の多くがやりがちな、“ダメな会話の仕方”とは?実は、婚活が成功しない男性の多くは、女性と話す際、「このダメな会話の仕方」をしています。その、婚活が成功しない男性の多くがやりがちな、“ダメな会話の仕方の事例”をご紹介いたします。

婚活が成功しない男性がやりがちな「ダメな会話の仕方」とは?

倉沢です。婚活が上手くいかない男性は、女性との会話でしがちな、ある共通する会話のパターン・特徴があります。本日は、その婚活が上手くいかない男性がやりがちな「ダメな会話の仕方」の一つの事例をご紹介したいと思います。

私は日頃コンサルをしているのですが、婚活が上手くいかない方の女性との会話を分析すると、“ある一定の会話のパターン”が見えてきます。

それは、

・相手(女性)に質問ばかりして、自分のことについての説明・表現は乏しい(貧弱)。

これ。

婚活が中々、上手くいかないという方の「女性との会話」を分析すると、多くの方が、会話で“この状態(相手に質問ばかりして、自分のことについての説明・表現は乏しい(貧弱))”になっています。そして、これが、婚活が中々上手くいかない、一つの「原因・理由」になっている可能性があります。自分も、もしかして・・と思う方は、本日の記事は必ず最後まで読むようにしてください。

2時間会話をして印象に残らない男性は、まず次に繋がらない。

まず、女性との会話で、「女性に質問をする」ということは悪い事ではないです。これをすることで、女性はその質問に答え、その流れで会話が生まれるので、その場の会話は埋まっていきますから。女性と向き合っても、相手に何も質問もせず、黙って沈黙しているよりは、よっぽどいいです。

ただ、会話のスタイルが終始、これ(相手に質問ばかりして、自分のことについての説明・表現は乏しい)ですと、こちらは女性の情報は手に入りますが、女性は男性の情報はあまり手に入りません。男性は質問はしてくるけれど、自分のことはあまり詳しく話さないからです。

婚活で出会った女性が、改めて男性と食事などをする時、その女性が何のためにそこに来ているのかというと、相手の男性のことを少しでも多く知るために来ています。食事が目的ではなくて、男性のことを知ることが、その食事の目的です。

でも、女性との会話で、男性が女性に質問ばかりをして、女性がそれに答えるというスタイルの会話を続けていくと、例えば2時間なら2時間、一応、会話は淀みなく進んだとしても、終わってみると、女性の方では、「で、今日話した人は、一体どういう人なの?」と、ほとんど男性の印象が残っていない状態になります。女性に質問して、それに女性が答える会話はしていますが、男性はあまり自分のことを詳しく話していないので、これは当然そうなります。

結果、女性は、男性についての情報は、会話をする前とそれほど変わらないまま、といった感じになります(男性は女性のことは色々と分かるのですが)。つまり、これだと、会話を2時間した後でも、男性の印象がほとんど残らない(あるいは明確になってこない)。

そして、印象の残らなかった相手と、次、また会おうという気には普通はなりません。こういった会話を毎回している方は、婚活で出会った女性と会話をした後、2回目のデートに繋がらなかった場合、「会話は途切れることも無く、相手を不快にさせることもなく、それなりに盛り上がったのにどうして?」と理由が分からず、困惑してしまいます。

でも、これは至極当然の話で、2時間会話をしても印象の残らなかった相手、会話をする前と後で、その相手の印象が深くならなかった相手と、また2回目のデートをしようとは普通思わないのです。印象の残らなかった相手に興味が沸きませんから。興味が沸かない相手とまたもう一度会おうとは思わないです。

つまり、こういう方は、女性との会話で、自分のことについて詳しく話すことができていないのです。

婚活で、この自己紹介の仕方は“NG”

前述しましたように、婚活が上手くいかない男性の「女性との会話」は、女性との会話で、女性に色々と質問するけれども、自分のことについては説明、表現が乏しくなる傾向があります。

これを読まれた方は、「いや、自分のことも話してます」と言われるかもしれません。でも、婚活で出会った女性と食事のデートをしても、2回目のデートに繋がらないという方は、自身の女性との会話などを録音して後で聞いてみると、女性に色々と質問はしていても、自分のことはあまり詳しく話せていないことが分かると思います。女性に色々と質問はしていても、自分のことを聞かれると、回答は短くあっさりと終わっている場合が多いのです。

例えば、以前、私のコンサルを受けられた方は、SE(システムエンジニア)の仕事をされているのですが、婚活で出会った女性に仕事のことについて聞かれると、

「パソコン関係です」

と短く答えて話を終わらせていました。これは一応は間違ってはいないのですが、自分の仕事のことについて表現、説明するには、かなりざっくりとした説明です。

パソコン関係と言っても、SEのようにシステム開発をする仕事から、中のハードの部分に携わる仕事、またはパソコンに関係するソフトに携わる仕事、または、パソコン自体を販売している量販店の仕事まで多岐にわたります。

女性が男性に仕事のことを聞いても、「パソコン関係です」とふわっとした表現で終わられても、女性は男性が普段、どういう仕事をしているのか、ほとんど具体的には見えてこないし、普段どういう仕事をしているのかイメージできない。

社会人になると、「仕事」というのは、その人の日常を作る主要な要素になってくるので、ここを荒く説明すると、その人物の印象もぼんやりとしたものになってきます。女性からすれば、何をしている人かよく分からない。この印象で、次また会ってみようとは中々思わないのですね。

その以前コンサルをしたこの方に、どうしてこういう説明をしたのですか?と聞くと、その方は、「自分の仕事内容を説明しても、理解してもらえないと思ったので」と答えました。

これはたしかにそうで、SEの仕事を、この辺の知識がない人に色々と説明しても、ほとんど理解はできないと思います。でもだからと言って、「パソコン関係です」とざっくりと説明するのでは、あまりにも適当過ぎます。

自分が普段している仕事については、説明しても相手が中々分からないような分野でも、なるべく理解してもらえるよう、専門用語を使わず、ここはなるべく具体的に説明すべきです。

女性の方も、完全には理解しなくても、“なんとなく、こういう感じのことをしているんだ”と、これが分かるだけでもいいのです。そして、その印象で、その男性が普段、どういう仕事をしているのか、それのなんとなくの印象、全体像は掴め、そしてその印象が、その男性の印象に繋がっていきます。

仕事以外のことも、「自分のこと」は、なるべく丁寧に立体的に伝えるようにする。

今、この話を聞かれた方は、「自分は、仕事のことは詳しく話している」という方もおられるかもしれませんが、仕事のことに限らず、他の会話のトピックでも、婚活が上手くいかない方の女性との会話は、女性に質問はしても、自分のことを詳しく話すことは、皆さん、苦手というか、あっさりと終わらせる傾向があります。

趣味のことを聞かれても、「○○です」と簡潔に答えたり、または、週末は何しているのかと聞かれても、「大体、○○してます」と一言で答えて終えたり。そして、それが終わるとすぐに女性への質問に移っています。

このことに限らず、婚活が中々上手くいかない方は、けっこう会話が得意でない方が多く、そして会話が得意ではない方は、自分のことを話すのが苦手な傾向にあります。

でも、婚活を成功させようと思えば、これではダメなのです。

婚活で出会った女性が、わざわざ、あなたに会いに来るのは、あなたのことを色々と知る目的で来ているので、あなたは女性に対して、出来る限り、自分がどういう人間か、普段、仕事、プライベート含め、どういう生活をしているか、これまでどういう人生を送ってきたか、なるべく伝える努力をする必要があります。

それをせず、女性に色々と質問はするけれども、自分のことはあまり詳しく語らないのでは、女性が知りたい、あなたの情報はぼんやりとしたまま会話は過ぎていき、結果、「いまいち、どういう人か、よく分からない」と当日の会話の印象が薄くなり、そして次会うのはもういい、となってしまうのです。

婚活で出会った女性との会話は、ただ1時間、2時間、会話を埋めればいいというわけではありません。女性に色々と質問していって、女性がそれに答えていって、その会話を中心に2時間、沈黙することなく会話が終わっても、あなたがどういう人間か、どういう人生を送ってきたか、女性に伝えることができないと、その会話は成功とは言えません。それだと、あなたは女性のことが分かっても、女性はあなたのことについては、会話をする前と比べ、それほど変わっていないのですから。

繰り返しますが、婚活で出会った女性があなたとの食事に来る目的は、あなたのことをもっと色々と知ることです。その出会いを成功させようと思えば、あなたが女性に質問するだけではなく、あなたも、あなた自身のことを伝えられる範囲で伝える必要があります。

特に、女性が会話の中で、あなたに何かについて質問してくる時は、そのこと(テーマ)で、あなたのことを知りたいと思う時です。その時は、あなたのことを女性に知ってもらう、また伝えるチャンスですので、ぜひ、その際は簡単な会話で終わらず、その質問されたことで、色々と自分が伝えられることを伝えるようにしてください。

そして、あなたが出来る限り、あなたのことを女性に伝えれば、会話が終わった後、女性はあなたのことが、会話をする前に比べ、あなたの印象が立体的に浮かび上がってきていると思います。つまり、印象が残る、ということです。

あなたのことが印象に残り、その印象の感じが悪くなければ、また次会ってみようかな、という気になります。でも、印象にも残らなければ、まず、また会おうとは思いません。

今、婚活が上手く行っていないといういう方は、女性と会話をする際、自分のことをなるべく伝え、相手に印象を残すようにしてください。つまりそれは少しでも爪痕を残すということです。それが婚活成功への第一歩となってきます。

倉沢

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