婚活で、女性にモテる会話は「面白い会話」だけではないです。その理由について、ずばり解説いたします。
婚活で、女性にモテる会話の要素は、“面白さ”だけではない?
倉沢です。婚活で、女性にモテる会話の要素は“面白い”だけではないです。本日は、これについて解説いたします。
私のコンサルに来られる方は、“女性との会話があまり得意ではない、苦手だ”という方が多いです。女性との会話が、というより、他人との会話そのものですね。
で、こういう方が、婚活で出会った、ある女性との初回の食事のデートが終わった後、コンサルで感想を尋ねてみると、「今日も、全く面白いことが言えなかったです」「会話を盛り上げることができませんでした」と落ち込んだ様子でそう言われたりします。
この言葉の部分だけを抜き出してみると、まるで、新人のお笑い芸人が初めてテレビに出て、実力を発揮できなかった時のような台詞です。
でも、これは芸人の話ではなくて、婚活をしている男性が、婚活で出会った女性と初めてした食事デートでの話です。本人は、その女性とのデートの会話で、「面白い会話が出来なかった」「盛り上がる会話ができなかった」と悩まれているわけです。
ただ、そもそもの話として、婚活で、出会った女性との会話で、必ず面白い会話ができなければならないのか、必ず会話を盛り上げなければならないのか、という問題があります。
女性が、男性に“面白い会話”を期待しているのなら、そうでなければなりませんが、婚活をしている女性全員が、出会う男性に「面白い会話」を期待しているわけではないし、「会話を盛り上げて欲しい」と、そんな受身的な女性ばかりではないはずです。
でも、婚活をしている、会話が得意ではない男性に限って、婚活で出会った女性との会話では、「面白い会話ができたか」「そうではなかったか」「会話は盛り上がったか」「そうでなかったか」と、ここに拘られ、悩まれています。
以前、別の記事でもお話しましたが、婚活をしている女性が、婚活で出会う男性との会話に求めていることは、「その会話が楽しかったかどうか」です。ずばり、これに尽きます。いくら相手の色々な条件が良くても、会話をしていて楽しくなければ、その男性とやっていくことは難しいですからね。
ただ、この“楽しかった”は、そのまま、イコール「面白い会話を男性がした」「男性の会話で会話が盛り上がった」というわけではありません。いや、それもあるかもしれませんが、男性との会話は、始めから終わりまで、静かに展開されていったとしても、女性が男性と話をしていて落ち着く、リラックスするといった場合、これを良しとした場合は、その女性にとっては、その男性との会話は「楽しかった」となるのです。その場合、ここに「面白い会話を男性がしているどうか」「男性が会話を盛り上げているか」の要素は入ってきません。
つまり、婚活で女性が楽しいと思う会話は、必ずしも「=面白い会話・盛り上がる会話」ではない、ということ。
会話が苦手で、女性と話す時、面白い会話や盛り上げる会話ができなくても、その男性の“素の状態の会話”が、実は、女性がとてもリラックスでき、好ましく感じる場合も、これは多々あるのです。あるいは、会話自体は地味でも、その会話に男性の誠実さが滲み出ていて、そこが好ましく思う女性もいます。
もちろん、出会う男性に、「面白い会話」「盛り上がる会話」これを望んでいる場合は、その女性の男性の会話に求める希望は「面白い会話」なので、その場合、女性は楽しかったとは感じないかもしれません。でも、そういった女性の場合、そもそも、会話が苦手な男性とは合わないと思います。
また、男性との会話は、自分が主体的にリードして会話を盛り上げ、男性には、どちらかというと聞き役に回って欲しいと思っている女性であれば、もう本当に最初から、男性に面白い会話をして欲しいとか、会話を盛り上げて欲しいとは思っていません。それをするのは自分だ、というくらいです。
このように、婚活で女性が男性に求める「楽しい会話」は色々なバリエーションがあるということ。婚活をしている男性は、ここのところを絶対に忘れてはダメです。
面白い会話は出来なくても、会話を盛り上げることはできなくても、あなたが、一番仲の良い友人と会話をしている時のような「あなたの素の会話」が“楽しい”と思う女性もいるのです。
女性が男性の会話に求める「楽しさ」は、“十人十色”。
冒頭に言いましたように、婚活をしている方で会話が苦手な方は、女性との会話は「面白い会話をしなければならない」「会話をもりあげなくてはならない」といった先入観を持たれている方が非常に多いです。
でも、前述しましたように、婚活をしている全ての女性が、男性との会話にそれを望んでいるわけではありません。女性が男性との会話に求める“楽しさ”は十人十色、人それぞれです。
繰り返しますが、あなたが女性との会話で、面白い会話、盛り上げる会話はできなくても、あなたの、あなたらしい会話を好む女性もいるのです。
今回の話のように、自分は会話が得意ではないと思う方で、婚活で出会った女性との会話では「面白い会話をしなければならない」「会話をもりあげなくてはならない」という考えをこれまで持たれてきた方は、まずその先入観を頭の中から外すようにしましょう。
そういう方は、毎回、婚活で出会った女性と会話をしていても、どこか無理をしていて、女性との会話が辛くしんどいものだと思います。
その先入観を外し、一度、“素の自分の会話”で女性と会話をしてみてください。
それでたとえ、その回のデートが上手くいかなかったとしても、会話とは、誰かの真似をするのではなく、自分の会話のスタイルで勝負するしかないので、そのあなたの会話を好む女性に粘り強く当たっていくしかないです。
会話が苦手な方が、面白い会話をして、盛り上げる会話をすることは、自然の摂理からは外れています。それは無理をしていますし、その無理は長続きしません。
そんな自然に反することをするのなら、あなたの、あなたらしい会話で臨んでいく方が、最終的にあなたの会話の良さを最も引き出すと思います。
倉沢
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