婚活を成功させるのに、必ずしも会話(トーク)上手である必要は無いって知っていますか?なぜ、婚活を成功させるのに、必ずしも会話上手である必要は無いのか?“その理由”について解説いたします。
婚活を成功させるのに、必ずしも会話上手である必要は無い。「その理由」とは?
倉沢です。「婚活を成功させるのに、必ずしも会話上手である必要は無い」ということについて解説いたします。
私は普段、35歳以上の男性向けの婚活のコンサルをしているのですが、その私のコンサルに来られる方は、
「女性との会話が苦手です」
「女性と会っても、いつも、どういう会話をすればいいか分からず、焦ってしまいます」
と言われる方が多いです。
そして婚活が上手くいかないのは、“自分の会話(トーク)能力に問題があるから”と思われている方も少なくありません。これ、皆さんはいかがでしょうか?
でも、ここで一つ問題になってくるのは、そもそも会話が上手くなければ、婚活は上手くいかないのか?ということです。
これまで私が見てきた、婚活に成功された35歳以上の方、40代以上の方で、物静かな方、正直、会話は上手でない方はたくさん見てきました。もし、会話が上手くなければ婚活は成功しないのであれば、彼らの存在は、それに大きく矛盾する存在になってきます。
もちろん、会話が上手であれば、婚活が上手くいきやすい側面はあります。会話は、他者とのコミュニケーションにおける主要な要素なので、ここが上手だと、知り合った相手とすぐに親しくなっていきやすい側面はあります。なので、「会話上手な男性は婚活が成功しやすい」という点はたしかにあると思います。
でも実は、会話が上手い(あるいは上手過ぎる)ことでの“デメリット”も、一方でまたあります。
例えば、会話が上手いことで、逆に相手から信用を得られない場合などです。口が上手過ぎる、というやつです。
また、会話上手であるがゆえに、つい口を滑らせて余計なことを言ってしまって、相手を不快にさせることもあります。会話は、話す分量が多くなればなるほど、その分、失言する確率も高くなります。「沈黙は金なり」という言葉がありますが、雄弁にしゃべらないことで信用を得ることもあるし、また話し過ぎないことで、余計なことを言ってしまう確率も少なくなります。
そして、「婚活を成功させるのに、必ずしも会話上手である必要は無い」これの最も根本的な部分は、世の中には、自分が会話を組み立てて、自分が主体的に(会話をリードして)会話をしたい女性もたくさんいる、ということです。いわゆる、おしゃべり好きな女性ですね。
こういう女性は、相手に特に会話の上手さは求めていなく、どちらかというと、自分の話すことをじっと聞いて欲しい女性です。相手には、自分が気持ちよく話が出来るよう、上手く聞いて欲しいと、会話では「受け手」を求めています。
婚活で出会った女性がこういう女性の場合、もし、あなたが会話上手で、また、自分が会話を主体的にリードしていく男性の場合、会話がバッティングして、その女性の会話での満足感は得られない、という状況になります(まあ、会話上手な人間であれば、これを察して、あえて受身に回った会話をする、という場合もありますが)。この場合では、会話を主体的に話す男性よりも、相手の会話の方を聞く受け手の男性の方が良いわけです。
冒頭言いましたように、私のコンサルに来られる方は、よく「婚活で出会った女性と会話をしても、女性を楽しませる会話ができません」「今回も、盛り上がる面白い会話が出来ませんでした」と言われる方が多いです。
こういう方は、婚活で出会った女性と会話をする時、「女性を楽しませる会話をしなければならない」「面白い会話をして、その場を盛り上げる会話をしなければならない」と、半ば強迫観念にかられている場合が多いのですが、おしゃべり好きで、会話は自分が主体的にしていきたい女性は、そもそも、相手に面白い会話をしてくれることも、会話を盛り上げてくれることも求めていません。
それよりも、自分の話を出来るだけ多く聞いて欲しい、自分が気持ちよく話せるように対応して欲しいと考えています。こういう女性からすれば、会話上手で主体的に会話をしてくる男性の会話は邪魔なんですね。
こういう女性と会話をする場合は、あなたが、そこでの会話を自分から盛り上げて楽しい会話をする必要は無く、それよりも、女性が気持ちよく会話ができるように受け手に徹し、女性が楽しく会話ができるよう、その時々で上手いアシストをする、という感じでいいとなります。
つまり、「婚活を成功させるのに、必ずしも会話上手である必要は無い」ということです。
もちろん、これは相手次第にはなってきますが、でも、自分は会話がそれほど得意ではない、という方は、婚活で知り合う女性も、会話上手な“おしゃべり好き”な女性の方が、会話をしていても楽しいと思います。そういう相手の方が、ごく自然に自分の話したいことも話せると思います。自分が会話を主体的に回さなければならないといったプレッシャーを感じることがないので。・・どうでしょう?
人には役割があって、自分が常に主体的に会話をしていきたい人もいれば、人の会話を常に受身的で聞いていても全く苦痛ではない、という方もいます。また、その中間くらいの人もいると思います。
もし、あなたが「会話は得意ではないが、人の話を聞いているのは苦痛ではない」という場合は、婚活で出会った女性との会話は、変に無理に会話を盛り上げようとせず、自分の会話のスタイルはこうですよ、と最初に相手に見せ、それでやっていった方がいいです。その場合、おしゃべり好きな女性は「話しやすい」と感じて、自ら会話をどんどんしてくれます。
そうではなく、会話がそれほど得意ではない男性が、婚活で出会った女性に、「常に面白い話をしなければ」と思って会話をすると、それは結局無理をしていることですし、あなた自身がしんどい。そして、あなたの本来の“自然な姿”ではない会話なので、やっぱりどこかちぐはぐな会話になってしまいます。そして終わってみると、女性から「ごめんさない」となってしまう。
婚活で出会った女性がおしゃべり好きな女性でなければ?
これはもう仕方が無いです。そこは割り切って考えた方がいいです。なぜなら、会話がそれほど得意ではない人は、同じようにあまり会話が得意では無い女性とは、本来、合わないからです。話したい人間は、自分の話を聞いてくれる人間の方が楽しいですし、また、話すのが苦手な人は、人の話を聞いている方が楽だし、自分も話がしやすい。
婚活は全ての女性に気に入られることは不可能です。
それよりも、自分はこういうスタイルですよ、と相手に示し、その自分のスタイルに合う女性とコミュニケーションを図っていく方が、確実に婚活の成功率は上がってきます。
会話が得意ではないという人が、女性にモテるために会話のノウハウ本などを読んで、面白い会話をしようとしてもそれは長続きしないですし、そもそも難しいです。そんな難しい無理のあることをするよりも、自分のスタイルに合った女性と、自分のスタイルで会話をしていく方が、確実に良いコミュニケーションとなります。
会話で受け手に徹しても、相手が気持ちよく話せる返しは必要。
冒頭から話してきましたように、婚活は、必ずしも会話上手でなければならない、というものではありません。
会話上手でおしゃべり好きな女性は、相手に会話の上手さを求めていなくて、自分の話を気持ちよく聞いて欲しいと思うからです。そういう女性からすれば、「婚活は必ずしも会話上手でなければならない」ということは、ピタッと当てはまってくると思います。
つまり、会話が得意ではないという方は、こういう女性とコミュニケーションをとっていった方がいいということです。
そのためには、婚活で女性と出会って会話をする際、変に会話を盛り上げなければと無理をせず、いつも通り、友人と話す感じでなるべく臨んだ方がいいです。それがその方の無理のないスタイルであれば、おしゃべり好きな女性とは必ず会話は噛み合ってきます。会話の役割の話ですね。
ただ、会話を聞く側に回ったとしても、ただ受身になって、ぼーっと女性の話を聞いていればいいというわけではありません。それだと、女性は、人形に一方的に話しているだけのようになるので、いくら話すことが好きな女性でも、それではつまらないです。
会話で受け手に回る方でも、相手が気持ちよく話がしたくなるような返し、会話での対応などは当然、必要になってきます。この辺りは、まさにノウハウの部分で、会話で受け手に回る方でも、ここは押さえていかなければなりません。話すことが好きな女性が気持ちよく会話ができるように、適時、良い返事をするなどは必要になってきます。こういったところはノウハウの部分になってきますね。
最後に、会話があまり得意ではない方が、婚活で女性との会話を盛り上げるのに大事なことを言いますと、
・相手の話すことに興味がある雰囲気を出す
・相手の話すことに共感している
この2つがポイントになってきますね。
会話好きな人間は、自分の会話に興味を持ってくれている、共感してくれていると感じると気持ちよくなって、どんどん話そうとします。あなたが一生懸命会話のネタを探さなくても、相手がどんどんどんどん会話をしてきます。
受け手にもなれない方は、相手が話していることに無反応な方の場合です。こうなると、話好きの人間もロボットに話しているような感じになるので楽しくないのですね。
なので、受け手に回る方も、相手が気持ちよく会話をしてくれるノウハウは必要になってくるので、ここは学ぶ必要があります。それについては、また別の機会に詳しくお話しようと思います。
倉沢
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